会議用テーブルのなかには、折りたたんで省スペースに保管ができるテーブルがあります。
その折り畳み方には、全部で3通りの方法があります。
1つ目は、いわゆる折りたたみテーブルのなかで用いられる方法で、テーブルの脚を折り畳む方法です。
テーブル脚がフレームとしてテーブル天板に取り付けてありますが、その天板と脚の取り付け部分に近い箇所が折り曲がるようにできており、90°に畳むことができます。
折り畳むテーブル脚は全部で2箇所となります。
2つ目は、いわゆるスタッキングテーブルのなかで用いられる方法です。
この方法は、テーブル天板を90°に曲げて折り畳む方法です。
スタッキングテーブルはテーブル脚の底部がキャスター仕様となっており、天板を折り畳んだ後に複数のテーブルを詰めて収納できます。その収納方法をスタッキング(積み重ね)収納と呼びます。
スタッキングテーブルの折り畳み方法は、天板の底部(テーブル天板と脚との付け根)辺りにワンタッチで天板を動かせるワンタッチレバーが付いており、レバーを押す、または引くことによりテーブル天板が折り曲がります。
3つ目は、少し特殊ですが、テーブル天板を2つに分割して折り畳む方法です。
大型の会議用テーブルやレセプション会場等で使用する円形テーブルや長方形型のテーブルに用いられる方法です。
このテーブルの折り畳み方法は、テーブル脚及びフレーム部分中央にバネ式の装置が付いており、その部分を曲げて天板を分割します。
具体的には、テーブルを折り畳む際に、折り畳み防止等のロックを解除してから、テーブル天板の両側を中央に寄せつつ上に畳みます。
このようなテーブル天板を2つに分割する折り畳み方のテーブルは、フライトテーブルとも呼ばれています。