“会議用テーブル”という言葉があります。どういった家具を“会議用テーブル”と呼ぶのでしょうか。
オフィス家具業界では、事務作業をするパーソナルな机を“事務机”や“デスク”と総称します。
“事務机”や“デスク”は、ワゴンや引き出しなどの文房具や書類、ファイルを収納する家具が備え付けられているのが一般的です。
一方で、“テーブル”という言葉は、ワゴンや引き出しなどの収納家具が備えられていない、天板と脚だけのシンプルな家具を指すことが多いようです。
“テーブル”という言葉を使った家具の種類は、それこそピンからキリまであります。
“テーブルシステム家具”、“ミーティングテーブル”、“会議用テーブル”、“グループテーブル”、“リフレッシュテーブル”、“ラウンジテーブル”、“食堂用テーブル”“レセプションテーブル”“応接用テーブル”などなど。
要するに、天板と脚をセットした家具をその利用用途に分類し、それぞれに名称を付けていることになります。
付け方次第では、さまざまなバリエーションで呼ぶことができるわけです。
ひとつ共通点を挙げるとすれば「多人数で利用する用途」に使われる点。この点で“事務机”や“デスク”と明確な違いがあるのです。
オフィス家具業界では “テーブル”という名称は、会議やプレゼンテーションに使用される“会議用テーブル”を指すことが一般的です。
とりわけ代表的なもので、“会議用テーブル”と聞くとすぐ頭に浮かぶ“テーブル”といえば、“折りたたみ式角型”の“テーブル”(折りたたみテーブル)を指すことが多いようです。